「危ない信号機」が放置されている 全国平均2割、ワースト兵庫37%、東京でも15%が耐用年数切れ

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あなたの街にも必ずある

現在、全国にある信号は約21万基。そのうち約2割が老朽化している。誤作動により交通事故を誘発し、突然倒れる危険な信号機。安全を守るはずの信号が私たちの命を脅かす時代がやってくる。

突然、点灯しなくなる

 兵庫県・姫路市田寺(たでら)1丁目。住宅街と県道を結ぶ交差点には、昭和40年代に設置された信号機がいまだに残っている。近くには大型スーパーやドラッグストアがあり、終日、車が行き交うこの交差点で約50年間も稼働し続けている。



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