週現『熱討スタジアム』第226回 戦後最大の経済事件「イトマン事件」を語ろう 今週のディープ・ピープル 國重惇史×大塚将司×楡周平

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バブル絶頂の日本で
1.2兆円のカネが闇社会に消えた

地上げに観光開発、絵画売買――。闇社会の住人は、あらゆる手で住銀のカネをむしり取ろうとした。なぜ誰も止められなかったのか、そのすべてが明らかになる。

「天皇の腹心」の暴走

楡:バブル経済を象徴する経済事件はたくさんありますが、'90年に発覚したイトマン事件が異彩を放っているのは登場人物のキャラクターが際立っているところです。住友銀行会長で「天皇」と呼ばれた磯田一郎、イトマン社長の河村良彦、暴力団とも接点があったと言われていながらイトマン常務に招聘された伊藤寿永光(すえみつ)、在日韓国人のフィクサー・許永中(きょえいちゅう)。さながら経済事件のオールスターキャストです。


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