二宮清純レポート 秋山翔吾 女手ひとつで育ててくれた母に、恩返しの時は来た

[ptitle]
27歳 西武ライオンズ外野手
首位打者を目指して今日も打つ

高校は県大会止まり。大学も全国的には無名。決して目立つ選手ではなかった男が、今季ついに開花した。秋山は努力も苦労も惜しまない。そうやって育ててくれた、母の姿を見てきたのだから。

昨季までとは別人

 一流と超一流の差は、どこにあるのだろう。それは記録なのか、それとも記憶なのか。

 野球の日本代表「侍ジャパン」に呼ばれたくらいだから、彼が一流であることは言を俟(ま)たない。

 しかし、昨季まではいまひとつインパクトに欠けた。走攻守三拍子揃った好選手。評価はその域を出ていなかった。


会員の方は