[総力特集]移民社会ニッポン/[Ⅰ]北関東「移民ベルト」のカネ、権力、そして犯罪

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加速度的に流入し、国のカタチが変わりつつある

異国の人々との共存、異文化との共生――。令和の今、そうした言葉は抽象的な「お題目」ではなく身近な「日常」になった。その最前線では、かつてない異変と摩擦が生じている。現地取材でしか見えない驚くべき現実とは。

驚愕の現地ルポ
茨城で中国人の「ドン」が200区画のニュータウンをまるごと購入。その目的は……?

空き家が「シェアハウス」化

「この前、買い物から家に帰ってきたら、わが家の駐車場に3、4人の見知らぬ男女がいて、何やら話している。聞こえてきたのは中国語でした」

 成田空港からクルマで30分ほど、霞ヶ浦の南側に位置する茨城県稲敷市。不安げな表情を浮かべて語るのは、同市郊外の高台にあるニュータウン「江戸崎ネオポリス」に住む70代の女性だ。



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