日本の最先端電池技術が中国流出の危機

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「経済安保」は穴だらけだった

取材・文/大西康之(ジャーナリスト)

ノーベル賞級の人物の危機

 6月28日、福井県に本社を置くベンチャー企業が、東京のシェアオフィスで株主総会を予定していた。「一部の株主」は「創業者の代表取締役の代わりに新たな代表が選任された」と突然アナウンスしたが、創業者側は「株主総会は法的に成立しておらず、代表は交代していない」と主張し、大混乱に陥っている。



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