[短期集中連載・最終回]米中「半導体戦争」で日本人の税金が溶けていく

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「半導体バブル」と経産省の大暴走

いくらでも血税を使いたい放題のマジックワード「経済安全保障」。その言葉を巧みに駆使して、政治家と経産省が「アメリカの猿真似」を始めた。そのツケを最後に払うのは、結局われわれ国民だ。

取材・文/大西康之(ジャーナリスト)

中国「驚異の5Gスマホ」

 本連載では、多額の補助金で沸く「半導体バブル」の実態と経済産業省の暴走ぶりを見てきた。しかし何兆円もの血税を投入しても日本の半導体産業は、米国や台湾はおろか、中国にすら太刀打ちできないのが現実だ。



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