[特別企画]青春を振り返る大特集

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人は誰も人生につまづいて 人は誰も夢破れ

「若かったあの頃 何も怖くなかった」
「盗んだバイクで走り出す」
「電信柱にしみついた夜」……

若さに任せて突っ走った、向こう見ずなあの頃。夢を抱いては挫折して、ときには大事な人だって傷つけた。それでも前を見て生きていきたかった。青春時代が過ぎた今だからこそわかることがある。

思い出すたび切なくなる

〈ちょっぴりさみしくて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ

 人は誰も人生につまづいて 人は誰も夢破れ振り返る〉

 '69年に「はしだのりひことシューベルツ」が歌った『風』の一節だ。



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