会う食べる飲む、また楽しからずや 第三百九十七回 村西とおるさんの巻

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人は逆境にあるときほど、
小さな気遣いが
心に響く。
あれから三十余年。
気づけば、あの店に足が向かう

○月×日

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絵/市川興一
「豚足」
肉を注文できなかった売れない時代
心と胃袋を満たした思い出の味
いまも無性に食べたくなる
 朝9時前に起床。遅めの朝食の定番は、野菜をたっぷり入れた丼(どんぶり)一杯の味噌汁、山芋と酢ニンニクのお椀に、トマトジュースと季節の果物。ご飯はつい食べすぎてしまうので、この5~6年控えている。



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