夢にまで見たプロ野球選手になったのに

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新しい選手が入れば、去っていく選手がいる

野球少年なら、一度は夢に見るプロ野球選手。幼い頃から努力を重ねようやくその入り口にたどり着いても、今度は才能がひしめく世界で生き残らなくてはならない。今年も、敗れ去る者たちがいる。

母と野球を同時に失って

 25日、いよいよ今年のドラフト会議が幕を開ける。プロ野球1球団の支配下選手数は最大70人。希望に胸を膨らませて入団する選手がいれば、彼らのために席を空けなくてはならない選手もいる。

 横浜DeNAから戦力外通告を受けた白根尚貴(25歳)も、席を空けなければならなかった一人だ。



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