全国の企業トップと人事担当者必読 社員が「がん」になるということ

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「働かなくていい」は許しがたい暴言だが、現実はキレイごとでは済まない

会社にとって社員は「守るべき存在」ではあるが、いざ社員が病気になったとき、家族のように寄り添うことは、もちろんできない。会社が小さければ小さいほど事情は深刻だ。実態をレポートする。

企業の新しい課題

 5月15日に開かれた自民党の厚生労働部会。テーマは受動喫煙防止策だった。三原じゅん子参院議員が「患者は店や仕事を選べない。弱い立場の人のことをぜひ知ってほしい」と述べたのに対して、ヤジが飛んだ。

「(がん患者は)働かなければいいんだよ」



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