宗教と日本人/[Ⅰ]総選挙のいまだからこそ考えたい「信仰」は政治とどう関わってきたか

[ptitle]
総力特集
最新情勢を徹底取材

創価学会 霊友会 統一教会 立正佼成会
真如苑 生長の家 神道 伝統仏教 ほか

信じる人も、信じない人も
知れば世界の見方が変わる

「政治と宗教と野球の話はするな」との俗言もあるが、私たちは宗教のことをどれだけ知っているのだろうか。知らなければ語ることもできない。伝統仏教からスピリチュアルまで令和の現状を追う。


戦後の保守政治を支えたのは、「新興宗教」だった

公明党=創価学会のおかげ

「比例区は公明党をよろしくお願いします!」

 10月27日投開票の衆議院選挙が幕を開け、自民党や公明党の候補者が街角でこう大声を張り上げるのを見た人も多いに違いない。

 自民党が公明党と連立政権を組んでから、はや四半世紀。小選挙区での自民党候補者を公明党の支持母体である創価学会が応援し、その見返りに比例区では自民党支持者が公明党に投票する。



会員の方は