[総力特集]移民社会ニッポン/[Ⅲ]共生か、棲みわけか―― 日本の移民政策はどこにいく
社会 | 2024.07.17 |
もう、彼らなしに社会は成り立たない
「移民」と呼ばない矛盾
じつは、第Ⅰ章で紹介した茨城県稲敷市は、いわゆる「消滅可能性自治体」だ。前出のニュータウン「江戸崎ネオポリス」住民の一人が言う。
「鉄道が通っていない稲敷は、いわば陸の孤島。新しく人や企業が入ってくることも少なく、発展の見込みも薄い。そうした地域だからこそ、街が丸ごと外国の人に買われるという事態が起きたのだと思います」
「鉄道が通っていない稲敷は、いわば陸の孤島。新しく人や企業が入ってくることも少なく、発展の見込みも薄い。そうした地域だからこそ、街が丸ごと外国の人に買われるという事態が起きたのだと思います」
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