逝去から3年「ヒゲの殿下」三笠宮家 母と娘「愛と憎しみ」の10年

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「菊のタブー」を解く

子供を精神的に追い詰める「毒親」が世間で話題になっている。そんな中、日本の皇室では、母と娘の長きにわたる葛藤が明らかになった。その舞台は多くの人に愛されたはずの「三笠宮家」だった。

逝去から3年、「ヒゲの殿下」一家に何が起きていたのか

不和を隠さない娘

「私も10年ほど、母とは会っておりません」

 三笠宮彬子(あきこ)女王(33歳)本人からこう聞いて、臨済宗相国寺派管長の有馬頼底(らいてい)氏は心の底から驚いたという。



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