『カネ学入門』刊行記念 特別対談 5000億円を運用してきた男と、パチンコで500万円すった男が見てきた世界 藤原敬之×六角精児 おカネの魔力に魅せられて

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かたや、切った張ったの相場の世界で生きてきた元カリスマ・ファンド・マネージャー。かたや、下積み時代に借金で苦しんだという個性派俳優。でも、どこか共通点のある二人が初めて語り合った。
相場は理不尽だと思う
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『カネ学入門』
六角:藤原さんは20代のときに、債券ディーラーとして、いきなり30億円ものおカネを運用することになったそうですね。それって、どんな感覚なんですかね?

藤原:大学を出て、農林中金に就職して3年目のことです。資金証券部という部署に配属されて、国債の先物を秒単位で売ったり買ったりする仕事に携わることになりました。

まさに切った張ったの世界で、ここで新人の私に与えられた運用枠が30億円でした。つまり、30億円がミニマム。



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