週現『熱討スタジアム』第84回 ガロが歌った『学生街の喫茶店』を語ろう 今週のディープ・ピープル 大野真澄×坂崎幸之助×ミッキー・カーチス

[ptitle]
この曲が流れてくると、
学生時代のほろ苦い記憶が甦る

60年代の激動が終わり、社会は方向性を見失っていた。そんなときラジオから流れた美しいハーモニー。誰もが心に思い描く「思い出の喫茶店」はどこに―。
なぜボブ・ディランなのか
大野:『学生街の喫茶店』がヒットしてから、40年ですね。僕たちガロをプロデュースしてくれたのがミッキーさんでした。

ミッキー:時間が経つのは早いよな。'71年のデビューから2年近くはメンバーのボーカル(大野)とマーク(堀内護)、トミー(日高富明)の3人がつくったオリジナルの詩と曲で勝負したんだけど、なかなか結果が出ない。だから、この曲は、プロの作詞家と作曲家に頼んだんだ。



会員の方は