週現 『熱討スタジアム』第108回 五木ひろしの『よこはま・たそがれ』を語ろう 今週のディープ・ピープル 五木ひろし×長沢純×平尾昌晃

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何度も名前を変えた下積み時代「これで最後」の覚悟が国民的ヒットソングを生んだ

「君は売れないと思うよ」。紅白、日本レコード大賞の常連はかつて、こう一刀両断されていた。迷ったら前へ出ろ―捨て身の勝負が運命を手繰り寄せた。

デビューこそよかったものの

五木:僕が「コロムビア全国歌謡コンクール」に優勝してこの世界に入ったのが1964年。つまり今年で歌手生活50年なんです。

長沢:半世紀か、早いね!

五木:デビューはかなり恵まれていました。コンクール優勝後、雑誌『平凡』の「歌うミスター平凡」に選ばれて芸名「松山まさる」を拝命。師匠の上原げんと先生作曲『新宿駅から』でデビュー……と、華々しかったなあ(笑)。


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