プロ野球 特別読み物 巨人にFAで入っても幸せにはなれないのだよ
スポーツ | 2013.11.23 |
小笠原道大よ、谷佳知よ、最初から分かっていたはず
カネに転んで「故郷」を捨てた男たちの末路
FA宣言し、巨人入り。プロ野球ファンはこの光景を何度見てきただろうか。育ててくれた球団からの必死の慰留を断って、カネと勝利だけを求める。それでプロ野球選手は幸せになれるのか。
カネに転んで「故郷」を捨てた男たちの末路
FA宣言し、巨人入り。プロ野球ファンはこの光景を何度見てきただろうか。育ててくれた球団からの必死の慰留を断って、カネと勝利だけを求める。それでプロ野球選手は幸せになれるのか。
補強選手はただの「傭兵」
02年に中日からFAで巨人へ移籍し、リリーフとして活躍した前田幸長(43歳)が言う。
「僕はロッテ、中日、巨人と渡り歩きましたが、巨人の年俸は破格だった。FA宣言したとき、中日は慰留してくれたんですが、提示した金額は巨人と大きく開きがあった。だから僕は移籍を決意したんです。カネに転んだといわれれば、そうかもしれない。しかしプロ野球選手にとって、年俸こそが自分の評価指標であることもわかってほしい」
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