[総力特集]認知症時代を生き抜くヒント/第二章 認知症薬 レカネマブ「夢のクスリ」を信じる虚しさ

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費用は年に300万円なのに効果の「実感」なし

 日本でもっとも早く、認知症患者に新薬「レカネマブ」の投与を始めた、東京都健康長寿医療センター副院長・脳神経内科部長の岩田淳氏が明かす。

「当院では去年の12月以降、25名の患者さんにレカネマブを使っています。ですが効果については、まだわからないというのが正直なところです。投与開始から一年半後に、最初の有効性評価をすることになっています。



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