[スペシャル対談]池上彰×佐藤優「日本人がまだ知らないトランプ再選後の世界」

[ptitle]
イランがイスラエルを攻撃した理由/
アメリカ大統領選、最大のポイントは?/
次に革命が起きるヨーロッパの大国/
岸田総理はやぶれかぶれで……

ロシアとウクライナの戦いが終わらぬ間に、中東では紛争が勃発し、アメリカではトランプ旋風が巻き起こった。そして日本では再び「大東亜共栄圏」の構想が――混沌とした世界の行く末を読み解く。

世界のルールの大変化

池上:いま世界の注目が集まっているのは、中東ですね。イランが在シリア・イラン大使館への空爆攻撃はイスラエルによるものだと主張し、史上初めてイスラエルを直接攻撃しました。

佐藤:4月14日、イスラエルにドローン攻撃をした当日に、イラン政府は国営放送が運営するニュースサイト「Pars Today」に「植民地主義政権イスラエルに対するイランのミサイル・無人機作戦が持つ12のメッセージ」と題する論評を掲載し、イランがイスラエルを攻撃した理由を説明しています。これを読むとイランの意図がよくわかります。



会員の方は