「日本の神社」が揺れている

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2000人の神社関係者が居座るトップの横暴に反旗

これじゃ、心安らかに参拝できないよ!

鶴岡八幡宮、金刀比羅宮に加えて
出雲大社、東京大神宮も神社本庁を離脱へ

日本全国の神社のうち約95%が加盟している宗教法人「神社本庁」で内紛が勃発。トップの座を巡り裁判にまで発展している。知っているようで知らない神社の仕組みとともに、その内幕をルポする――。

鶴岡八幡宮、離反の衝撃

 全国約8万の神社、約2万人の神職を傘下に治める「神社本庁」が揺れている。

 3月5日、「日本三大八幡宮」の一つ、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮が神社本庁からの離脱を突然表明した。鶴岡八幡宮は源頼朝が1180年に遷座した神社で、鎌倉を代表する観光スポットだ。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放送された'22年には約586万人もの観光客が訪れた巨大神社である。その鶴岡八幡宮が神社本庁離脱に動いたとあって、神道関係者に衝撃が走った。



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