ご先祖様に喜ばれる「家系図」のつくり方

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なぜだろう、年齢を重ねるほどに、ルーツが知りたくなる――

家系図づくりにも、段取りがある。自分のルーツを辿っていくのは時間がかかるし、楽しいことばかりではないかもしれない。しかし手間をかけて遡る作業が、ご先祖様と向き合う時間となるに違いない。

お葬式で会話が弾む

「先日、母が亡くなった時に、葬式で遠い親戚と顔を合わせることになりました。そこで初めて会った母の従妹から、『お母様はハイカラだったから、若い頃には東京のホテルでどう振る舞えばいいか教えてもらったのよ』と聞かされました。そんな話は初めて聞きました。

 実は父が亡くなった時にも、初めて会う親戚がたくさんいたのですが、ロクに話ができずに終わってしまいました。もしどのような繋がりの人かわかっていれば、話も弾んだでしょうし、いい供養になったでしょう。そんなことを考えるうちに、自分のルーツが気になりだして、家系図をつくってみたくなったんです」



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