がんは怖くない/治療法、こうして選べば間違いない

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医者任せにしない、トンデモ医療にダマされない

 がんを宣告されたら、患部だけでなく臓器をまるごと取ったり、体じゅうのリンパ節を切除したりと、大がかりな手術をしなければならないのでは――と、恐れている人も多いことだろう。

 ところが、いまや消化管や肝臓・膵臓、前立腺といった場所のがんは内視鏡手術が主流となり、キズは最小限ですむ。また前章で紹介した小倉さんのように、ステージ4のいわゆる末期がんでも、放射線治療や抗がん剤治療を組み合わせて治療することができる。かつてとは様変わりしているのだ。



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