夜型人間、朝型人間 かかりやすい病気と健康法

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最新研究
時間生物学でわかった

夜型は糖尿病、うつ病になりやすい
一方、早起きしすぎると感染症のリスク増

朝型人間は勤勉で、夜型人間は独創性が高い――社会でよく言われる以上に、この両者の違いは人間の心身に大きな影響を及ぼしている。最新研究の知見に基づいて、その差異を解き明かしていこう。

脳卒中や心不全のリスク増

「暖冬」と言われるものの、早朝は冷え込む日が増えてきた。冬は日差しが弱くてなかなか起きられないため、生活リズムが乱れやすい。

 人間は、約24時間周期で時を刻む「体内時計」のリズムに基づいて生活している。食事の時間になるとお腹が空き、夜になれば自然と眠くなるのは、体内時計が適切な行動を取るべき時間を教えてくれるからだ。



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