池田大作の光と影

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カリスマ去りて、沈む創価学会

創立記念日である11月18日に突如公表された池田大作名誉会長の逝去。享年95。毀誉褒貶の激しいカリスマは、「怪物」か「聖人」か。その生涯や教えに多角的に迫る。そして公明党の行く末やいかに。

【Ⅰ】
溝口 敦(ジャーナリスト)
名誉欲に駆られつづけた「大俗人」の生涯

総理大臣になりたかった

 池田大作が公の場に姿を見せなくなってから13年。病床にあって数多くの文章を発表し、創価学会という巨大組織を動かしてきた。今年の4月にも、G7広島サミットへの提言を発表していたが、このころにはすでに長文を執筆する体力などなかったと推察される。おそらくは代作者に書かせたのであろう。



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