全面改訂 2014年版「女性器」読本──その形状と機能について(クレカ専用) 第三章 女性器の形状と収縮

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 女性器は、一般的には一種の「穴」としてイメージされているが、実際は挿入物がない場合にはほとんど閉じている。実験Ⅴのように、小陰唇を開いた状態で、露出した膣入り口付近の様子を観察すると、そこはピンク色の軟組織に包まれたヘソのような状態であることが、ただちに分かる。

 この軟組織は粘膜であるが、その下には輪のような筋肉が存在する。肛門を締める筋肉とひとつながりの「8の字筋」である。

 この筋肉は訓練によって意識的に締まりを調整できるが、絶頂時には不随意な痙攣を起こすことが知られている。


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