思想家・東浩紀インタビュー「うまく老いるには、『訂正する力』が必要だ」

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ハードな思想書が異例の売れ行き

訂正を許さない日本人と民主主義の危機

異なる考えの持ち主が論破しあい、分断がますます深まる――そんな日本が行き着く先は暗い未来だ。現状を乗り越えるためには日本人、ひいては日本社会が「訂正する力」を身につけるほか道はない。


 世間には『◯◯する力』『◯◯力』という本が溢れていますが、私たちにもっとも求められるのは、「訂正する力」ではないでしょうか。

 日本人の最大の問題は「訂正」が非常に苦手だということです。それを痛感したのが、ジャニー喜多川氏による性加害をめぐる騒動でした。



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