[インサイドレポート]旧統一教会 危険な逆襲

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ブチ切れ韓鶴子総裁が復讐に走る日

ついに旧統一教会が解散命令を請求された。韓総裁は怒りに震え、内部では意見対立も起きているという。追い詰められた教団は、来(きた)る裁判に向けどんな手に出るのか。気骨のジャーナリストが追う。

取材・文/
ジャーナリスト
鈴木エイト

興奮した虎に見えた

「(解散命令請求について報告するため)お母様を訪ねると、今まで見たことのない興奮した姿だった。最も恐ろしい虎のように見えた」

 憔悴しきった様子で信者たちにそう語ったのは、方相逸(パンサンイル)・神日本大陸会長。旧統一教会(世界平和統一家庭連合)において、日本組織を束ねる責任者である。文部科学省が解散命令を請求した日の夜、韓国の教団聖地・清平(チョンピョン)の修錬苑で開かれた「特別徹夜祈禱」での一幕だ。



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