[短期集中連載]破門 あなたの弟子でよかった

[ptitle]
弟子が語る「笑いの怪物」との日々

第2回
「お前には怒りやすいねん」
その一言に、グッと来た日

鶴瓶師匠に晴れて弟子入りを認められた。自宅に通い、掃除、炊事、犬の散歩と、泥臭い修業の日々を送る。しかし、師匠からも「奥さん」からも怒られてばかり……。ほろ苦い青春の日々が教えてくれたこと。

取材・文/
中原一歩
(ノンフィクション作家)

444坪の豪邸を掃除する

 笑福亭鶴瓶、そして、3度破門されたその弟子・笑福亭べ瓶(べ)の「師弟の物語」を描く短期集中連載の第2回。

 関西の高校生、島谷幸治(=べ瓶)は、テレビ番組での鶴瓶のトークに魅了されたことがきっかけで落語に夢中になる。大学進学後、鶴瓶に弟子入りを志願。晴れて弟子入りを認められ、修業の日々が始まるのだが……。




会員の方は