あいみょん 令和が生んだ歌姫の秘密

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『らんまん』の歌が、まだ耳を離れない

タモリ、拓郎、鶴瓶、大物たちも虜になる魅力とは――

あいみょんの優しい歌声に触れると、背中を押されたような気分になる。朝ドラ『らんまん』の主題歌『愛の花』もそうだった。なぜ老若男女問わず、彼女に惹かれてしまうのか。その秘密に迫る。

どこか懐かしさを感じる

 9月29日、神木隆之介が主演を務めるNHK朝ドラ『らんまん』が最終回を迎えた。平均世帯視聴率が18.1%を記録する大団円となった。

 4月3日の放送開始から半年間、オープニングを鮮やかに彩ったのは、シンガーソングライターのあいみょんが作詞・作曲した主題歌『愛の花』。この曲は、今作のモデルとなった植物学者、牧野富太郎の資料を読み、浜辺美波が演じる主人公の妻、寿恵子をイメージして作ったという。



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