[短期集中連載]破門 あなたの弟子でよかった

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三度にわたって、一門を追い出された
笑福亭鶴瓶の弟子・べ瓶(べ)が語る、「笑いの怪物」との日々

笑福亭鶴瓶に、誰よりも憧れた。「すべてあなたに捧げます」と、弟子にしてもらった。ところが、なぜか3度も「破門」されてしまった……。弟子と師匠の、不思議であたたかい関係を描く短期集中連載。

取材・文/
中原一歩
(ノンフィクション作家)

「鬼の形相」の鶴瓶

 芸歴51年、芸能界の最前線に立ち続けてきた笑福亭鶴瓶。人たらし、自然体、好々爺……彼を形容する言葉はあまたあるが、弟子たちに見せる「素顔」は少し違う。

 笑いの怪物を師にもつとはどういうことか、「師弟である」とはどういうことか。3度破門された弟子の目から見た「師匠と弟子」の物語。




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