発がん性「汚染物質」が出た学校、病院[実名リスト]

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独走追及レポート

一橋大学、東京学芸大学、創価学園、成蹊学園、桐朋学園、自由学園
国立病院機構・災害医療センター、桜町病院 ほか

知らずに飲んでいる
子どもや病人は大丈夫か?

発がん性や子どもの発達への影響が指摘されるPFAS。そのPFASで汚染された地下水が、東京・多摩地区にある学校や病院で、飲み水や給食・病院食の調理に使われてきたという。関係者を直撃した。

取材・文/諸永裕司(ジャーナリスト)

学校の蛇口から汚染物質が

 発がん性などが指摘されるPFAS(有機フッ素化合物)による汚染が注目を集めている。とくに、東京・多摩地区は全国でもっとも深刻なホットスポット(汚染地帯)となっている。このため、東京都水道局は11ヵ所の浄水所・給水所で、水道水源としていた地下水からの取水を止めた。地下水は動きが遅く、汚染がなかなか消えないためだ。



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