たいへんです!遺体安置所がパンクしています

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全日本墓園協会理事が警鐘を鳴らす

亡くなって1週間近くも自宅に……
火葬場不足で大混乱

超多死社会を迎えた日本では、想像もしてこなかった問題が次々と生じている。遺体安置所不足はその最たるものだ。亡くなってなお安らかな瞬間を迎えられない。それがこの国の悲しい現実だ。

死者数年間168万人

〈世の中は 食うて屎(はこ)して寝て起きて さてその後は 死ぬるばかりぞ〉

 室町時代を生きた臨済宗大徳寺派の僧・一休宗純は、人生の摂理を31文字で言い表した。人生、食べて用を足して寝て起きれば後は死ぬだけ。儚くもあるが「死んでしまえば何も思い悩むことはないのだから、それまでを懸命に生きればよいのだ」と諭し、心を楽にしてくれる歌でもある。



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