六代目 神田伯山登場!「別れ」と「死」に向き合うのが人間の最大のテーマだ

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講談人気を復活させた男

何百年にもわたって聞く人の心を熱くし、笑わせ、ときにホロリとさせてきた物語がある。そんな話の詰まった芸能が「講談」だ。テレビやラジオでも大活躍中の革命児が、その魅力を存分に語り尽くした。

インタビュー・文
九龍ジョー

コロナ後にウケるネタ

 講談というのは、かつてはたいへんメジャーな芸能でした。この週刊現代の発行元である「講談社」の社名の由来も講談です。講談社は創業当時、講談師の言葉を書き起こした速記を載せる「講談倶楽部」という雑誌を刊行していたのです。

 ですから、講談社の週刊誌に私のしゃべった言葉が掲載されることは、ある意味、歴史的な出来事であるといっても過言ではないのです(笑)。



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