日本人の「100兆円」と「人生」をこれから誰が返す

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全国民必読

無計画、無節操、無責任のコロナ3年間を大検証

マスク配布に6400億円
無料PCR検査所に3200億円
ワクチンと特効薬に1兆円
GoToに3兆2500億円

世界を襲ったパンデミックという試練は、日本の弱さを露呈させた。未曽有の予算はどこへ消えたのか。本当に役に立ったのか。目を背けたままでは、国民はウイルスではなく「ツケ」に潰される。

まず「お友達」へ配られた

 日本のサラリーマンが40年あまり働きつめて稼ぐ給料は、平均すると手取りで2億円といわれる。1万円札の札束にすれば、中くらいのスーツケースに収まる量だ。

 コロナ禍の3年間、日本という国は戦後最も多額のカネを使った。感染拡大が始まった'20年度の一般会計歳出は、補正予算を含めると、前年の1.7倍を超えるおよそ175兆7000億円に達している。国債を3倍に増発してまかなった、「戦時予算」である。



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