週現『熱討スタジアム』第474回 2000年11月20日 政治家・加藤紘一の涙を語ろう 今週のディープ・ピープル 山崎拓×佐高信×倉重篤郎

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宏池会のプリンスと言われた男は
なぜ「加藤の乱」で散ったのか

永田町では一寸先は闇。誰もが「総理になる」と見ていたプリンスに、あの夜何があったのか。もし「乱」がなければ日本政治はどうなっていたのだろうか?

宏池会の伝統が潰えた日

倉重:宏池会最後のスター加藤紘一を、現在の政治を睨みながら語りたい。岸田文雄政権を見ていると、どこが宏池会政権なのか、疑いたくなります。だって、防衛費大幅増から長距離ミサイルの保有まで、やっていることは、安倍晋三政権以上の軍拡ですよ。吉田茂以来宏池会の伝統と言われた「軽武装、経済重視路線」が、ものの見事に裏切られた感じがする。



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