あなたは会社を辞めますか? 「がん社員」の苦悩──55歳から急増する発病、そして再発
医療 | 2014.05.28 |
きつい闘病 社内の白い目
蓄えはどんどん減っていく……
蓄えはどんどん減っていく……
入社から30年超の月日が経った。会社にある程度の貢献をしてきた自負はある。このまま想定どおりのサラリーマン人生を送るはずだった――が、ある日突然、がんが発覚。一体、どうなってしまうのか。
元部下から陰口を叩かれる
「前田はもうダメですね。がんをやってようやく復帰したけど、扱いづらくって。すっかりやつれて、残業もできないですし、見ているこっちのほうもしんどくなりますわ。病気になったのは気の毒ですけどね、もう先も長くないんだから、潔く早期退職したほうが会社のためってもんですよね」
会員の方は