週現『熱討スタジアム』第473回 五社英雄監督の映画『肉体の門』を語ろう 今週のディープ・ピープル 長谷直美×天野和人×五社巴

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バブル期の日本人に
衝撃を与えた
敗戦直後の娼婦たちの物語

1947年、夏。戦争の爪痕残る東京で、夢と誇りをかけて生きた娼婦たちの物語。「情念」の名匠がスクリーンに収めた女盛りたちの熱演に、観客は引き込まれた。

脂の乗った女優たち

五社:父・五社英雄の映画は、「女の情念を描く」とよく評されます。『鬼龍院花子の生涯』『極道の妻(おんな)たち』『吉原炎上』……とくに東映での作品に人気作が多く、語り継がれる印象的な濡れ場や台詞があって「相性がいい」。



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