「最も美しいホームラン王」は誰か

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舞い上がる白球

米国の科学理論で「アーチ」の芸術を大検証
王貞治、落合博満、門田博光、田淵幸一、大谷翔平

看板直撃の豪快な一撃に、フワッと上がってスタンド最前列にポトリと落ちる熟練の妙技。形は人それぞれ違えど、ホームランには試合の流れを一気に変え、ファンを熱狂の渦に包む「美しさ」がある。

大谷は「超パワー型」

 豪快なスイングから放たれた白球が大観衆の待つスタンドに吸い込まれ、打者はうなだれる投手を後目に悠々とダイヤモンドを一周する。野球の見どころは数あれど、やはり最もファンを魅了するのは「ホームラン」だろう。88年以上の歴史を誇るプロ野球では、これまで10万本以上の本塁打が放たれてきた。その中で、「最も美しいホームラン」を放ったバッターはいったい誰なのか。



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