[特別鼎談]プーチンは負け、核のボタンを押す

[ptitle]
開戦からついに1年
ロシア・ウクライナ戦争の「結末」を予測

ロシア軍がウクライナの国境線を越えてから1年。21世紀の現代に、あからさまな侵略戦争が起きたことに誰もが驚き、プーチンの本心を探ろうとしている。その指はいつ、核のボタンの上に――。

畔蒜泰助×東野篤子×小野田治

空から攻め始めたロシア

畔蒜:なぜこのタイミングでロシアが大規模攻勢をかけているのか。彼らは、昨年9月にウクライナ東部のハルキウを、11月には南部のへルソン西岸を、ウクライナに奪還されました。その失った領土を再び奪還し、ある意味、「この戦争のイニシアチブを取り戻す」とプーチン大統領が考えたタイミングが来た、ということでしょう。



会員の方は