死後の手続き&相続と贈与 〇か×か!? 春の間違い探し!

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やってはいけないことをやり、
やるべきことをやっていない人へ

年代別
50代、60代、70代~

親に「相続対策をして」と切り出す/介護が必要になってから自宅リフォーム/生前贈与は早めにやるべきだと思う/空いた実家を賃貸に出す/遺言書の中身は子供に教えない/子供におカネを預けてしまう……ほか

相続対策がブームだ。しかし、やり方を間違えると大損したり、大もめの「争族」に発展する。その行動は正解か、大間違いか? クイズ形式で正しい手続きを学ぼう。

【50代】
遺産を巡る
「泥沼の争い」を防ぐ

Case 1
回りくどいことは言わず、親に「相続対策をしてほしい」と切り出した

 林田光男さん(53歳、仮名)には80歳を過ぎた父がいる。東京23区内に一戸建てがあり、大企業に勤めたこともあって、資産は1億円を超えるはずだ。

「このままだと高い相続税を払わされることは間違いない」と考えた光男さんは、父に「そろそろ相続対策を考えて、生命保険に入ってみないか」と相談してみた。



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