問題提起レポート「娘はコロナワクチンで血を噴いて死んだ」

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遺族が明かす悲劇の証言集

接種直後に家族が突然死――
それでも国は「因果関係は不明」と言い続けて

これまで延べ約3億7500万回のワクチン接種が行われた。救われた命の陰で、打たなければ失われるはずのなかった命もある。接種開始からまもなく2年、寄せられた証言がその重さを問うている。

遺体からも鼻血が流れて

 穏やかに晴れた秋の日だった。岩手県に住む山本由衣さん(当時23歳・仮名)は三陸の海を望む町から、友人と車に乗り合わせ、ワクチン接種会場へ出かけていった。

〈夕ご飯、本当にいらない?〉

 母の真紀子さん(当時54歳・仮名)が夕方、そうLINEを送ると、うさぎのキャラクターが敬礼しているおどけたスタンプが返ってきた。



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