年末年始家族で話す「明るい終活」 正月にしかできない 対策25

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親と、子供と
話しておけば
みんな幸せ

迷惑かけないように、完璧にやらなきゃ、子供に財産を残さないと……。こんな風に考えれば考えるほど、億劫になっていく。そんな固定観念は捨て去り、年の初めは明るく楽しく話し合えばいい。

「生まれた場所」を話す

〈家は次男に相続してほしい。葬式は家族葬でいい。墓もいらないから散骨してほしい……〉

 父親が亡くなってから1ヵ月、遺品整理中に出てきたノートの内容を見て、萩原哲也さん(66歳・仮名)は驚愕した。すでに葬儀も埋葬も終わっており、父の希望を叶えることは不可能だ。



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