W杯の裏で失われた「6500人」の命を考える

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大罪としての
巨大スポーツイベント

熱狂に煽られ
みんな忘れている

世界中から集まった精鋭たちが、国の威信を背負って闘っている。晴れの舞台を建設したのは、劣悪な労働環境に身を置く外国人たちだった。彼らはどのように酷使され、命を落としていったのか。

司法解剖さえされない

「今大会で選手たちがプレーするスタジアムは、現地に暮らす外国人労働者の奴隷的な働きによって作られています。日本では『政治に絡めたりせずにサッカーだけ楽しめばいいじゃないか』という雰囲気が蔓延していますが、これは深刻な人権問題なんです」(ジャーナリストの安田純平氏)



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