OSO18捕捉不能! そして巨大ヒグマは荒野に消えた
社会 | 2022.11.21 |
続々・週刊現代動物記
5ヵ月以上に及ぶ人間とクマの駆け引き
人智を尽くした追跡も実らず
放牧された牛を襲い続ける、巨大ヒグマによる被害が道東で広がっている。人間が策を弄するほど、嘲笑うかのように間隙を突いてくる。住民の心に恐怖を刻みつけた「怪物」は、今も北の大地に潜む。
5ヵ月以上に及ぶ人間とクマの駆け引き
人智を尽くした追跡も実らず
放牧された牛を襲い続ける、巨大ヒグマによる被害が道東で広がっている。人間が策を弄するほど、嘲笑うかのように間隙を突いてくる。住民の心に恐怖を刻みつけた「怪物」は、今も北の大地に潜む。
200㎏超の牛が真っ二つ
国立公園である釧路湿原の一部を有する、北海道・標茶(しべちゃ)町。たった一頭のヒグマが、この町の住民約7200人の日常を一変させてしまった。
「7月18日にウチの牧場でもOSO(オソ)18(以下・オソ)による被害があってから、ビクビクしながら過ごしています。外に出ることすら怖くなってしまったのです。子供が毎年の楽しみにしていた外でのバーベキューもできなくなりました」
「7月18日にウチの牧場でもOSO(オソ)18(以下・オソ)による被害があってから、ビクビクしながら過ごしています。外に出ることすら怖くなってしまったのです。子供が毎年の楽しみにしていた外でのバーベキューもできなくなりました」
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