百寿を叶える「丹後のびのび体操」を見よ

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現地に行ってみました!

人口当たり100歳以上は全国平均の3.3倍
大腸がん罹患率も低い「京丹後」の秘密に迫る

「世界で最も長く生きた男性」として116年の生涯を全うした木村次郎右衛門さんも京丹後市の出身だ。この町の高齢者は、なぜ長生きなのだろうか。現地に赴いた本誌記者が、謎を解き明かす。

血管年齢も10歳若い

 京都駅から「特急きのさき」と京都丹後鉄道を乗り継ぐこと2時間半、本誌記者は京都府北部に位置する京丹後市の中心地、峰山駅に降り立った。駅から少し歩いてみると、市内の至るところに広大な田畑が広がっている。今が旬のサツマイモや、重く垂れる稲穂を収穫する地元住民を遠目に、田園には大きな鷺が佇んでいた。



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