戦争に世界が飽きて、プーチンは核を撃つ
政治(国際) | 2022.07.12 |
独裁者の勝利という最悪の結末へ
「ウクライナ疲れ」で揺らぎ始めた欧米の結束
この男は大統領になる前、ずっと目立たない凡庸な小役人を演じていた。周囲の誰もが油断した瞬間に豹変し、強烈な一撃を食らわせる――それこそがプーチンの流儀なのだ。油断するのはまだ早い。
「ウクライナ疲れ」で揺らぎ始めた欧米の結束
この男は大統領になる前、ずっと目立たない凡庸な小役人を演じていた。周囲の誰もが油断した瞬間に豹変し、強烈な一撃を食らわせる――それこそがプーチンの流儀なのだ。油断するのはまだ早い。
流れが変わった
ロシアの軍隊は「緒戦」に弱いことで知られる。
1939年冬にフィンランドを侵攻した「冬戦争」では、ソ連軍はフィンランド軍最高司令官マンネルヘイムを相手に連戦連敗、1ヵ月で2万4000人もの死者を出した。1941年の独ソ戦では、ナチス・ドイツ軍の仕掛けた電撃戦「バルバロッサ作戦」の前にひとたまりもなく、レニングラード包囲を許した。
1939年冬にフィンランドを侵攻した「冬戦争」では、ソ連軍はフィンランド軍最高司令官マンネルヘイムを相手に連戦連敗、1ヵ月で2万4000人もの死者を出した。1941年の独ソ戦では、ナチス・ドイツ軍の仕掛けた電撃戦「バルバロッサ作戦」の前にひとたまりもなく、レニングラード包囲を許した。
会員の方は