あえて言うけど、参議院はもういらない

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タレントだらけ、政治が混乱するだけの無用の長物

どっちらけ選挙が終わった今、考えてみる

大昔には「良識の府」と呼ばれたが、その面影は今やどこにもない。当選するのは、元タレントや元スポーツ選手、元衆院議員に、業界団体や労働組合の出身者だらけ。まともな政治を期待していいのか。

55年体制が劣化のきっかけ

 第26回参議院選挙が終わった。当選者には6年間、国会議員の身分と特権が与えられる。

 国会議員に支払われる年間の歳費は約2200万円。これに加えて「調査研究広報滞在費」(旧・文書通信費)が月100万円、「立法事務費」が月65万円も支給され、国会議員は毎年4000万円以上の大金を手にする。さらに、新幹線のグリーン車は無料で乗り放題。都心の一等地にある議員宿舎には、相場の半額で住むこともできる。



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