激変する世界地図2030 これがプーチン後の「地政学」だ!

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ロシアはウクライナを越えて欧州全域へ侵攻
「核の恐怖」と大量の難民でEUは分裂し、
アメリカは「内政重視」で覇権国の座から降りる
中国は南米、東南アジア、台湾からユーラシアを掌握
その時、日本は北海道と尖閣諸島を守れるのか

人類史上もっとも大きな力をもてあそぶ独裁者の暴走は、世界の常識を否応なく塗り替えた。恐怖と戦乱の時代が来ることは、どうやら避けられそうにない。生き残る術を、大局的視点から見つけ出す。

プーチンの脳内地図

「東の文明(ロシア)には、西の文明(アメリカ)がもたらす破壊を終わらせる使命がある」

 プーチンのブレーンといわれるロシアの哲学者、アレクサンドル・ドゥーギンの言葉だ。彼の思想「ネオ・ユーラシア主義」は、ロシアがユーラシア大陸、そして世界の盟主として君臨するという野望に貫かれている。

 プーチンは、その危険思想を実行に移した。



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