[日本経済激震スクープ]トヨタの暗雲「そして誰もいなくなる」

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「独裁」に嫌気が差した幹部が
大量に離脱中
章男社長はそれでも
「息子への世襲」がすべてで……

自動車販売台数は世界一。空前の好業績、そして満を持してのEV進出に社内は沸いている――と思いきや、エースたちが次々と去り始めたという。豊田家の足下で起きている、異変の全貌をすっぱ抜く。

井上久男(ジャーナリスト)

「最中枢」の管理職が退社

 トヨタ自動車社内ではいま「ミドルの崩壊が始まった」と言われている。入社数年の若手ではなく、評価の高い優秀な40代から50代の管理職が、新天地を求めて自己都合退職しているのだ。



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