必ずまた起きる「破局噴火」の悪夢と恐怖

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日本は縄文時代に一度滅んでいた
今度は被災者1億人

かつて日本では、富士山噴火を上回る大噴火が頻発していた。いつか起きる大災害について、まずは現実と向き合うことが大事だ。想像力を失ったとき、人間も社会も滅亡することは歴史が証明している。

9万年前の「日本埋没」

 日本列島で、もっとも大きな噴火を起こした火山をご存じだろうか。

 '91年に「平成大噴火」を起こした雲仙普賢岳でも、1707年に噴火して江戸に壊滅的な被害を与えた富士山でもない。熊本の阿蘇山だ。



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